大好きなおじいちゃんの死に立ち会って

2016年11月21日

久しぶりに子ども家庭課の担当が投稿します。

 今年の9月に義理の父が亡くなりました。来年の2月で5歳になる娘がおじいちゃんの死にどう向き合ったかを簡単に記事にしました。いつか来る祖父母などの親族の死にどう向き合うかを考える参考にしていただければと思います。

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今年4月に義理の父に余命半年との宣告がありました。

 4歳の娘には病気であることだけを伝えましたが、神社やお寺にいくたびに「おじいちゃんの病気が良くなりますように」とお願いしたり、会う機会には必ずおじいちゃんの絵を持っていったりと、娘なりにできることを頑張ってやっていました。
 夜中に病院から連絡が入り、車で駆け付けて、臨終にも間に合い、さようならを言うこともできました。

おじいちゃんの姿が変わらないためか、死ぬということがどういうことなのかがわからない様子で、涙を見せることはありませんでした。おそらく、おじいちゃんはずっと寝ているというような認識だったのではないかと思います。火葬されて骨になってしまうことも何度か伝えたのですが、あまりピンとこない様子でした。

 普段は活発であまり落ち着きのない娘ですが、通夜や告別式でもとても良い子にしていました。おじいちゃんとの思い出をたくさんの絵で表現してくれ、棺は娘の絵でいっぱいになりました。

 火葬が終わり、骨を見た瞬間におじいちゃんが死んだことをやっと認識したのか、「おじいちゃん、骨になっちゃいやだ」と火が付いたように泣き出しました。会食が始まっても泣き止まず、結局2時間以上泣き続けました。おじいちゃんはいつも娘を見ていること、泣いているとおじいちゃんも悲しくなることを何度か伝えて、やっと落ち着くことができました。

 亡くなって2週間くらいは、「おじいちゃん死んじゃいやだ」と突然泣き出したり、黙っておじいちゃんの絵をたくさん描いたりしていました。それ以降は娘なりに受け入れて、泣かずにおじいちゃんの思い出を話せるようになりました。

 当初の落ち着かない様子を見たときは、立ち会わせない方が良かったのかなという気持ちにもなりましたが、現在はきちんとお別れを伝えることで娘なりに成長できたと思っています。

 最近、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』という、うさこちゃんが祖母の死に立ち会う体験をするという内容の絵本を読み聞かせたところ、「(娘と)同じだね、悲しかったんだね」と話してくれました。