すくナビ編集員が青木区長と懇談会を行いました。

2015年6月22日

昨年度末、区役所で開催した「子育て交流ひろば0123」に、挨拶にいらしてくださった青木区長さんが、このたび、私たちと懇談の時間を設けてくださいました。
その様子をリポートします。

出席した編集員7人は様々なバックグランドをもっています。年齢、子どもの歳も様々ですが、共通は目黒区で子育てしている ということ。
子ども子育てネット立ち上げ当初から関わっている人、出産を機に転入し目黒区子育て情報を得たいと思って、編集員になった人、育休中だからこそできる社会貢献をという人、青少年団体や子育て支援団体を通じて、区全域で活動している人、ファミリーサポートの協力会員をしている人、お子さんをすくのび療育に行かせた経験のある人、保活中で大変な人、、、。
それぞれが、目黒区の子育中という立場から見えてくること、感じていることをざっくばらんにお話してみました。

冒頭、青木区長さんが、現在の0歳~5歳の人口が増加傾向にあること、子育てといえば保育園の待機児童解消対策を優先に行っていること。これらを含め、今後の子育て関連の事業計画については、1年かけて改訂し、 新しい、こども総合計画(H27~H31年度)を作ったこと。基本的理念は、目黒区子ども条例にあることをお話くださいました。

――青少年の健全な育成を目指して長く活動を続けているMさんは、区内で活動している子育て支援団体ほとんどは資金に困ることがあり、だからといって参加者から多額を徴収するわけにはいかず、目黒区後援という名ばかりでなく、資金面も助成を受けられるような仕組み作りを考えて欲しいと。

――子どもを私立幼稚園、私立小学校に通わせるYさんは、これから子どもの数が増えてくると今まで以上に、私立幼稚園に入りにくくなり、幼稚園難民が出てくるのではないかという不安を抱えるお母さんが多いこと、また区立幼稚園の保育料が月9,800円に対し、私立は約29,000円と、補助金を受け取ったとしても倍以上もかかること。この格差を今後も縮める努力をして欲しいこと。それから区内約4分の1は公立外の小学校に通っているけれど、地域とつながりたいと思う家庭は多いのだが、住区や地域が主催するイベントの情報を受け取れないし、参加もできない状態である。子どもが育つ環境は公立・公立外関係なく、公平であって欲しい。

――目黒区の魅力を子どもと一緒に見つけるのが上手なFさんは、碑文谷公園ポニー教室について、毎回とてもいい経験をさせてもらっている。ただ残念なことに、隣接する碑文谷体育館2階の利用ができなくなったため、ポニー教室前にお昼を食べられることができないことが不便に思うとのこと。せめてポニー教室利用者に、お昼時間だけでも開放してもらえるといいなと。

――目黒区にある未就学児向け療育施設すくすくのびのび園に通わせた経験のあるTさんはこの療育にとても感謝しているとのこと。ただこの療育を知っている人と、知らない人、つまり情報収集に格差あるので、その改善を望みたいと。3歳前後に療育を受ける受けないのでは、その後の成長に大きな違いが生まれるので、子どもの発達に心配な親が、なるべく早く、安心なサポートを受けられるような仕組み作りを願いたいと。

――お子さんが幼稚園入園を来年に控えているMさんは、子を連れていけない所用も増えてきたので、目黒区の一時保育を利用したいと思っているけれど、申し込み順園が多く、申し込み電話が全くつながらない事態を訴え。これには、他の編集員一同からも、経験ありと大きくため息がもれました。その申し込み方法は実施園によって異なり、煩雑な一面も。何か工夫はできないものかと。

――1歳児枠で保育園に入れなかった待機児童を持つ、保活中のTさん。保育園の形態を変えただけでは、受け入れ人数が増えるわけでもなく。また育休をちゃんと取って、手元で育てたいと思っていても、入園審査でより高い点数を取るために、育休を早々に切り上げざるをえない母親達の葛藤を話してくれました。

――お子さんがもうすぐ1歳のTさん。立って歩き始め、動き回りたいのに、なかなか場所がなくて困っている、目黒区は公園が少ないし、たとえば乳児でも乗れるブランコもない。もう少し大きくなればプレイパークも楽しそう。そうやって全年齢が楽しめる区の公園があるといいなと思う。
 

あっという間の1時間でした。なんだか不完全燃焼だなあと、私達が思っていたところ、区長さんも、同じだったようで、また次回を設けましょう。と言ってくださいました。

同席してくださった、子育て支援部長、子育て支援課長、子ども家庭課長の方々も私達の質問について、区の現状をお話くださいました。

私達一般区民は、どうしても「こうして欲しい、こうなればいい、どうして他の区でできて目黒区でできないのか・・・」などなどと思ってしまいがちですが、区も実情はだいたい把握できていて、解決策があるものは解決に向かい歩んでいます。ただ壁があることも事実。こうやって懇談会の折りに、アイデアを持ち寄って提案してみたり、ママ目線ならではの、区役所側からでは見えてこない「でも本当はこうなのだ」の話ができるといいなと思いました。