【2009年7月公開記事】子どもに伝えたい「お盆」の風習

2009年7月3日

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子どもに伝えたい「お盆」の風習
お盆だから、なにかをするという家庭はだんだん少なくなっていっているのじゃないでしょうか。今回は、子どもに伝えていきたいお盆の風習を紹介します。

今もきっちり風習を守っているAさんのお宅では
・迎え盆(7月13日)に合わせて、お盆グッズととうもろこし、ナスを用意します。
 下記に出てくる材料はセットになっていてこの時期、スーパーの野菜売り場で購入できます。

・飾り縄 を作ります。
縄の網目にほおずきの茎部分を等間隔にさして飾り、 仏壇の上部にかけます
(ちょうど小さい頃学校のパーティとかで 壁に折り紙のワッカをつけて飾った、あんな感じ)

・盆ござ を飾ります。
まこも(ワラ?で作ったお盆)の上に和紙、蓮の葉をのせてお盆を作ります。
その上に 果物や干菓子、おはぎ等を供えます。
それに加え、初日はお餅とおうどん。その後まぜごはん等をお供えします。

・なすの馬作り
ご先祖さまはなすの馬に乗って帰ってくるそうです。
なすに麻がらを4本さして足にみたて、 しっぽはとうもろこしのヒゲで作ります。
なすのお馬さんにも小さいお皿でお供えものをそなえます。

・迎え火(ご先祖様をお出迎え)
玄関先で麻殻を小さく折って火をつけます。
(火事に十分注意しつつ)
その火で線香をつけ、仏壇で焼香します。
仏間の灯篭、提灯をつけます(最近は電気式で安心です)

・送り火(7月16日)
迎え火同様お焚き上げをしてお見送りをして、帰っていく先のお墓に御参りをします。

地域でお盆のおまつりをするところもあります。
東京ではあまりないようですが、8月24日ころ、関西では、地蔵盆が行われます。お地蔵様は、子どもの守り神です。
町内の祠のお地蔵様は、きれいに洗われて、新しい赤い前掛けをかけてもらいます。祠の回りには、提灯がたくさん飾られます。夕方になると、町内のお年寄りが集まってきて、子どもたちにお菓子を振舞ってくれます。1年間、子どもを見守ってくれて、ありがとうという気持ちです。
昔は、ここで異年齢集団の遊びが始まったのですが、最近は、お菓子をもらったら、さっさと帰っていく子どもばかりのようです。

昨年のお盆以降に亡くなった方がいる家庭では、新盆といって、特別に心を込めておまつりをします。亡くなった方の霊魂が帰ってくると信じられているからです。

あなたのお家ではどんなことをしますか?
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