【過去記事】「ファミサポ」って知ってますか?

2008年3月6日

※内容は、平成28年7月現在の情報に更新されています。

目黒区には、子育てを応援するいろいろな制度があります。みなさんが子育てに関われる目黒区の「ファミリーサポートセンター事業」の実際の利用状況などについて、3歳の息子&現在2人目妊娠中のYOが、ファミリーサポートセンター(以下F)のアドバイザーさんにお話を伺いました。

ファミリーサポートってどんな制度なのでしょうか?

F
地域の子育てを支援するために相互援助を行うという制度です。平成10年9月から開始されています。
この制度は、2種類の会員から成り立っています。両方の会員になることもできます。

利用会員

目黒区在住で、子育て支援を希望する方。生後6か月から12歳(小学生)までのお子さんが支援対象となります。

協力会員

心身ともに健康で子育て支援に意欲のある方。18歳以上であれば、性別や資格は問いません。

利用会員は協力会員へ1時間800円(土日祝日年末年始は1000円)の謝礼金を支払います。
利用会員と協力会員の間を、ファミリーサポートセンター(社会福祉協議会)が窓口となりコーディネートしています。

YO
なるほど、地域で子育てを支えあう…手助けが必要な人にできることで協力しようという、住民同士のつながりと思いやりがファミリーサポートのベースにあるんですね。なんだかちょっと暖かい気持ちになります。

協力会員はどのような人が多いのですか?

F
30代から80代までいらっしゃいます。圧倒的に女性が多く、男性は全体の0.2%程です。現在は仕事を持っている方や子育て中の方など、忙しい方が多いのが特徴です。
協力会員のみなさんは“少しでもお手伝いできれば…”という気持ちで、忙しい時間の間をみつけて、協力してくれている方が多いのです。

YO
仕事を持っていらっしゃる方が多いとはびっくり! それに現在子育て中で、とても協力会員にはなれないと思っていたけど、子どもを預かるなど、考えてみるとちょっとでもできることって案外ありますね。

どのような利用ができますか?

F
保育施設や学童保育クラブの送迎とその前後の保育や、冠婚葬祭や学校行事の際の保育、保護者の病気や通院、出産時の保育ができるほか、
買い物等外出時の保育や、休園・休校日の保育にも対応しています。

YO
保護者が忙しい場合にはありがたいですね。その家庭に合った内容で利用できるって、いざという時に心強いし、助かります。

利用中に子どもがケガ、金銭受領などでトラブルが起きた場合がちょっと心配です…

F
利用の際に起きるトラブルに関しては、ファミリーサポートセンターが窓口となって対応します。
これまでに大きなトラブルは起きていませんが、利用中に、突然子どもが転んでしまってかすり傷ができたなど、不意なケガが起きる場合はありました。
ファミリーサポートを利用する際には、ケガなどに備えた保険に加入しているので、もし治療が必要な場合はこの保険で対応することができます。
また、実際の利用前に利用会員と協力会員が直接会って、利用条件、内容についてしっかり打ち合わせをしていただきます。
事前にきちんと話し合うことでトラブルはかなり回避できるようです。
それと大切なことは、利用の申し込みは事故対応ができなくなるので、必ずセンターを通して行ってもらいます。
センターを通さない利用会員と協力会員との間に起きたトラブルには対応できません。

YO
何か起きた時や困ったことがあったら、センターが対応してくれるとは安心できます。保険がついているのも利用会員、協力会員双方にとってよいことですね。

ファミリーサポートは、ベビーシッターとはなんだか違うようですね?

F
一番、ご理解いただきたいことは、相互扶助という関係がベースで成り立っているということです。
協力会員は、講習などをきちんと受けて登録していますが、職業として仕事をされている「ベビーシッター」ではないので、教育的内容などを受けることはできません。
また努力はしますが、利用条件に合う人を100%紹介することも難しい場合があります。
利用の前には、このことを家族できちんと理解されてから申し込みをしていただきたいと思います。
利用内容によっては、料金は高くなりますがベビーシッターが適する場合、またファミリーサポートがよい場合と使い分けていただければトラブルが防げると思います。

ファミリーサポートセンターからみなさんへお願いはありますか?

F
利用会員の数が増えていますが、それに答える協力会員の数が足りないのが実情です。
協力会員の数が少ないと、サポートができない場合も増えてしまいます。
利用内容として特に多いのは、夕方の保育園へのお迎え、学童のお迎えをし保護者が帰宅する夜8時頃まで預かって欲しいというものですが、夕方以降サポートできる協力会員が限られています。
また地区によって協力会員の数にも違いがあり、特に北部(駒場、東山、上目黒)では、利用会員が多いのですが、協力会員が少なくて困っています。
それから利用のマナーとしてひとつ。利用会員の中には、直前のキャンセルをされる方もいらっしゃいます。急にキャンセルをされると、予定していた協力会員の方にも迷惑をかける場合があります。
協力会員の方も忙しい時間を空けて、家族のような気持ちでサポートを引き受けてくださる方が多いので、その気持ちも考慮していただければと思うこともあります。

YO
やはり相互扶助がキーワードですね。急なキャンセルなどではなく、事前に連絡をまめに取り合うなどして、お互い気持ちよく利用するのが大切ですね。

どうすれば利用会員、協力会員になれるのですか?

F
それぞれの会員になるには、事前にいつくかの手続きが必要となります。

利用会員になるには…
まずは登録説明会への参加が必要となりますので、センターに電話で予約してください。

協力会員になるには…
年間数回行われている講習会を受講していただきます。講習は2日。1回6時間程度の予定です。

インタビューを終えて…

お話を聞けば聞くほど、地域の人同士がつながれるよい制度だなと思いました。でも、協力会員が少なくて利用ができない場合があるのが残念に感じました。
子育て中の私ですが、子どもを少し預かったり、“自分にも少しできること”を見つけるなどして、お互いを助け合える街になれば素敵だなと思います。
区民のみなさんの中にも“何かできること”があるかもしれませんね。みんなで助けあって、「ファミリーサポート」を応援していければよいと思います。

目黒区ファミリー・サポート・センター

住所

目黒区上目黒2-19-15 目黒区総合庁舎 別館3階
社会福祉法人 目黒区社会福祉協議会内

電話

03-3714-9047

e-mail

famisapo@meguroshakyo-i.net

開設時間

月曜日から金曜日 8:30から17:00まで(土・日・祝日・年末年始は休みです)

ホームページ

http://www.meguroshakyo-i.net/