【2009年7月公開記事】めぐろの夏。子どもと一緒に探険!体験!

2009年7月14日

駒場野公園をご存じですか?
計画時から地域の方々参加のもと、自然を守り育てる公園として、1986 年に開園しました。目黒区でも端の方にあるので、なかなか行きにくいという人もいるでしょう。でも一度行ってみると、きっとお気に入り公園のひとつになりますヨ。

駒場東大前駅を降りてすぐ公園の東口に到着。公園の豊かな自然を紹介する 『自然観察舎』(開館は9時半から16時半、入館無料、 月、火、年末年始はお休み)があり、季節ごとの自然の写真や観察のポイントなどが展示してあります。またこの公園に住んでいた動物、鳥たちの剥製、公園内でのボランティア活動のパネル紹介、自然に関する調べ物ができる図書が揃っています。常駐の解説員の方が、公園内の自然についてあらゆる質問に答えてくれます。

~~ポイント!ここで園内ガイドマップをゲットしてから散策しましょう

さて、園内に入っていくと大小の木や草が生い茂り、まるで小さな森に来たよう。鳥たちのさえずりも聞こえます。野鳥たちの巣作りの場所、各地の雑木林、広場、野草園、果樹園、デイキャンプ場などいくつかのゾーンに分かれていてバギーで散歩が楽しめます。じゃぶじゃぶ池では保育園児が水遊び。田んぼは田植えがなされていました。池には大きな鯉が泳いでいます。遊具は乗り物と滑り台と砂場があるだけですが、ここは遊具で遊ぶというより、草、木、土、水、生き物に接して過ごす空間であると感じます。子どもは自然と仲良し。木に生えているキノコを見たり、木イチゴや虫を発見したり、土からはみ出ている木の根っこをジャンプしてまたいだり、上から降ってくるムクロジの花を拾ったり、昨秋のどんぐりを探し出したり、興味は尽きません。暑くても木陰が多いからか吹いている風が心地よくてちょっとした森林浴の気分でした。春は桜、秋はどんぐりなどの実拾いなど季節によって、変化を楽しめる公園です。

自然観察舎を拠点に、雑木林と水田を中心に下記5つのボランティアグループ等が活動しているそうです。

『森のみどり人(みどりすと)』 (登録したボランティアさん)里山管理、(萌芽更新・下草刈り)、畑作り、児童館の畑の指導も行っています。

『駒場野自然クラブ』
毎月、第一日曜日と第三日曜日に午前10時から3時に活動。新茶摘み、干柿作り、キノコや昆虫、観察したりしながら、草刈りや落ち葉書きなど、公園の自然を守るお手伝い。開催日当日、朝10時に自然観察舎に集合すれば参加可能(年間を通じての参加が原則です)。

『野の花クラブ』
野草園を中心とした植物管理と調査のほか、野草園の案内。毎月第1日曜日に、駒場野自然クラブと同時に活動。

『駒場野ホタルの会』
ヘイケボタルの自然発生の復活と定着を目的とし、 ホタルの生息するための水辺の環境整備をめざしています。現在は飼育環境内、施設内飼育(ヤード)を行っており、可能な年は、ホタル観察会を開催。ハーブ園作り。

『こまばリサイクルの会』
堆肥作りとして、公園内で堆肥の2次発酵を行い、できた堆肥については、園内の落ち葉とともに野菜作りなどに活用。 公園で行われるイベント時に、花苗とともに堆肥を配布し、まち全体に花とみどりを広げる活動。

公園内を散策していると、ビニールヒモが巻かれた木が所々にありました。常駐の解説員の方にお尋ねしたところ、萌芽更新などの目印だそうです。萌芽更新とは、木を切ることにより、その切り株から新しい芽がでてきて木が育つようにすることだそうです。


~~お出かけアドバイス!
バギーも入れるトイレは公園の中に、オムツ換えができるトイレは、隣の体育館、駅前のトイレ、自然観察舎横の駒場児童館にあります。また駒場児童館には、乳幼児プレイルームがあります。


番外編~~テーマを見つけて散策してみよう~石鹸の旅~

◎エゴノキ(エゴノキ科)・・・「ほたるばし」付近
 開花は5月から6月にかけて。白い花が下向きに。
 7月から8月が果期。ちょうど夏休みが見ごろ?!
 手を洗うには作用が強くでピリピリするため、主に洗濯に使われていたらしいです。
 
◎サイカチ(マメ科)・・・「ケンネル田んぼ」「北門」付近
 開花は5月から6月に淡黄色。10月過ぎにさやえんどうのような莢。
 種や棘は漢方薬になります。
 漆カブレでも使えるといわれ手を洗うのに使われていたようです。体までは???
 
◎ムクロジ(ムクロジ科)・・・「南門」付近
 開花は5月頃で黄緑色の花。
 数え唄「いちじく にんじん さんしょに しいたけ ごぼう むくろじ~♪」に
 出てきます。 種はお正月のはねつきに使う羽子板の羽のおもりとして使われています。
 泡は消えにくく、液状の消火器に使われていたそうです。

駒場野公園の中を解説員の方と共に散策していると、自然を管理するのではなく、自然と共に生きていく大切さを感じました。ぜひこの夏に出かけてみてはいかがでしょう。

駒場野公園HP
http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/koen/komabano.html
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